
ここ憂国日本の好事家の間にも多数のファンを抱えるテキサスパワーヴァイオレンスSNAGGがメンバーの育児休暇を終えて(?)新たな単独作をリリース!!本人たち的にこれをアルバムと括っているのかは謎ですがもはやその辺はどうでもいいかなという感じで、とにかく2023年11月のリリースほやほや&既に本国ではフィジカル売り切れになっているブツが着弾しました!!!!(新譜が出るぞって話を見つけて秒でコンタクトを取りましたがその時点で残り少なかったっぽい)
ひとまず
・16曲収録で、SE入りの曲以外は全部30秒以下
・ドラム・ベース・ボーカルのトリオ編成
この前情報の段階で垂涎不可避だという愛すべき狂人の皆さんはぜひすぐに下記リンクからその全容をチェックしてください。
ベッキベキのベース&キック、血管がハチ切れそうなスネア、そしてちょっと歪んでんじゃないかってくらいの凶悪なシンバルのサスティンが全帯域をカバーするアンサンブル。それにメンバーそれぞれがマイクを取る利点を活かした3スタイルのボーカルを乗せるスタイル。なんというかオールドスクールに超傾倒してますって感じではない印象で、ちょっと突然変異感というか新しさというか、同系統の他バンドとは色んな意味で一線を画す楽曲。
前単独作を入れた時と言ってる事が違ってしまいますが、FFOにはChainsaw SquidやChainsaw to the faceとかを挙げておきます。
【SNAGG on bandcamp】
https://snagg.bandcamp.com/
ー余談その1ー
SNAGGが標榜してるのは「Gulfcoast Powerviolence」
Shitstormtrooperの1stフル(遺作)は「Gulf Coast Grindviolence」
Insect Warfareの1stリリースEPは「Gulf Coast Infestation」
Insect Warfare/P.L.F/Cryptic Voidが標榜してたのは「Gulf Coast Grindcore」
Cryptic Voidの編集盤も「Gulf Coast Grindcore」
みんな違って、みんな良い。
ー余談その2ー
この度ちゃっかり送ってもらったシャツのレイアウトに「GulfcoastPowerviolence」との文言を入れるほどローカルに根付いた活動をしてる彼らはUS以外でのライブはまだやっていないとのこと。
が、しかし、本人曰く「海外でやるならまず日本に行く」らしい。
これがはたして昨今の来日案件爆増の流れに乗って現実のものとなるか興味が尽きないところですが、
それはまた、別のお話…。
fin