
2014年から岡山にて活動しているセトウチコーストRAWグラインドヴァイオレンスDESERVE TO DIEの1stフルレングス。みなさまご存じの通り昨年10月にCDヴァージョンがリリースされるやあっという間に国内アンダーグラインドを席巻し同年のベストに挙げる声も多かった作品で、こちらはDiscosMeCagoEnDiosからのLPヴァージョンとなります。
SCUM-ish漂うジャケや作品全体の雰囲気からもオールドスクールへの偏愛を感じるところですがモッシュへ誘う地雷原の多さ/種類を鑑みるともう少しNYHC寄り、かつ治安最悪SICKなこの感じはFIGHT IT OUTやその周辺のノリに近いのではないか。総じて、ひとくくりにはできない多様性があり吸収できるものを愚直かつナチュラルに吸収してきたことが分かるサウンドと感じています。
「モッシュパートがあるEXCRUCIATING TERROR」…
「2020s False grind」…
他にも形容の言葉は色々と浮かんでくるのですが、どれもこのサウンドを端的に表しているとは言えない。
だから結局、聴くしかない。この作品を見つけたあなたは、それがもたらすカタルシスを受けとる素質がある。
【DESERVE TO DIE on bandcamp】
https://deservetodie.bandcamp.com/album/s-t-limited-ver
CDヴァージョンは当店でも取り扱いがあるのでまだの方はぜひチェックを。
https://esagoyarecords.com/items/633abacbf519735c509a1324