当店でも取り扱っているパワーヴァイオレンスV.A2作(Hit mania violence, Fast/violence #4)にも名を連ねていたカナディアンファストコアAfterpill のフルレングス?なのか編集盤?なのか正直よくわからない。
ご存じカナディアングラインドコアChadhelのG.Tがドラム&ボーカル、同じくカナダ・ケベック拠点のクラストパンクDéfaillanceのFrankがベース&ボーカルを務めるデュオ編成で、ギターレスの超ソリッドなスタイルで17曲入ってますがほぼ全曲30秒以内という潔すぎるパッケージで登場。
そのタイトルとは裏腹にもっと広義でオールドスクールなPunk/HCへの情熱が溢れる内容で、ちょっとイーストコースト感というかMA Glory感もあるか。楽曲的にはギターレスならではの構成というわけではなく本当に単純にギターが欠けてる感じ。なのになぜかライブやるとめちゃくちゃ盛り上がることが伝わってくるから不思議なものです。これがマイナスの美学。Powerviolence magicを体現する1作。
【Afterpill on bandcamp】
https://afterpill.bandcamp.com/album/a-history-of-powerviolence