ー再々入荷ー
2019年の結成以降東京ハードコアシーンで凄まじい活躍を見せつけているニューエイジハードコアデュオ六根が前作「脈動」(2021年/via BREAK THE RECORDS)からわずか1年というスパンで新たな単独作となる「点と線 」をリリース。
前作の段階で既に強烈無比なメッセージ性を携えたHCナンバーを披露していましたが、公式からのインフォメーションによると今作は”前作の続きであり、次作への繋ぎでもある"とのこと。表現のツールとしての音楽活動のあり方を見直したことが伺える一作で、新たに立ち上げた自主レーベル"重心レコード"からの1stリリースという動きからも独立独歩で活動する2人の気概が伝わってくるところです。
音楽的にはまさに前作の続き。ジャパコアと括るにはドス黒さの質が違う、かといってその黒さはいわゆるブラッケンドとも全く別物、という印象で、僕のようなHAYAINO DAISUKI野郎からするとその不穏さを孕んだスラッシーなキラーリフの連発と日本語歌詞のマッチアップで終始ブチ上がりなわけです。個人的にはTrack2"核を摘む"のテーマリフが本当に好きすぎて聴いてすぐコピーしようとしたんですが残念ながら僕のテクでは全く弾けなかったですHAHAHA
と、つらつら駄文を重ねるよりこれはとにかく聴いてもらった方が早い。本人たちが意識してるかわからないですがこれはRepulsion, Terrorizer, Nauseaとかearly 90's US グラインド好きな方にも刺さる(確信)。無論、これまでジャパコア周辺の音源に縁が無かったという方には「点と線」が新しい扉を開ける鍵となる。
【六根 on bandcamp】
https://roccon.bandcamp.com/album/points-and-lines