1998年の1stタイトル以降AgathoclesやSete Star Septとのsplitを含む多数の作品をドロップしているブラジリアンノイズグラインドデュオPURE NOISEのフルレングス?なのか編集盤?なのかよくわかりませんが実に87曲を収録したハイパーデカ盛り作品。CD-R+厚紙の包み+ポスターという好事家たちにはたまらん摩訶不思議な仕様で到着しました。
ドラムボーカル+ギターボーカルという編成が活き活きと奏でるのはPURE NOISEとの看板に偽りなしのズタボロフルスピードスタジオテイク。さながらグラインド化して現代のブラジルに蘇ったLärmのようでもあり、節操という概念をドブに捨ててしまったE.N.Tのようでもあるムネアツ楽曲を収録。
ただ、80年代漂うこの感じが好きな方も多いと思いますが、自分的には荒い録音が別ベクトルの良い所を全てを煙に巻いてしまっているような気もするのがなんとも歯がゆいところです。初期衝動をヒシヒシと感じつつ若者には絶対無理な荒唐無稽楽曲を勢いそのままに放つのはパンクの原点か、ハードコアの「コア」の部分か、はたまたいい大人の悪ふざけなのか、皆さまそれぞれの視点でジャッジをお願いします。