SOLD OUT
当店にリーチしてる程の堀兵(もののふ)諸氏であればジャケ見てピンときて即110番って感じかと思います。Chainsaw To The Faceや Total Fucking Destructionとも共作経験のあるニューヨークはロチェスターのツーマンセルによるSPOONFUL OF VICODINによる2009年リリースの編集盤。
各社から各フォーマットで出たself-titled 7"を筆頭に、4-wayへの提供曲、Rotcore tape comp(詳細不明)、そのほかの数曲をランダムに入れた内容。
ジャケにでかでかと記された「ROTCORE」とのキーワードに頷ける腐敗っぷりを爆発させた楽曲を収録。この腐敗っぷりというのが、ゴア的だったりステンチデスメタル的なそれではなく... なんて言うんでしょうか。Excruciating Terror的なROTさというか、Goner的なROTさというか、H.A.R.M.的なROTさというか、サグさと言い換えられるというか、うまく言えないですが、とにかく、このジャケ見て「なんか良さそうだな」って思った人には間違いなくオススメです。
【SPOONFUL OF VICODIN on bandcamp】
https://bonesbrigaderecs.bandcamp.com/album/bursts-of-rage-at-the-speed-of-hate
ー下記余談ー
著書で「ロックと心中するなんてゴメンだね」という言葉を記していたミュージシャンは誰だったか。
曲はめちゃくちゃカッコいいのに、なぜかいい意味で音楽にあんまり執着してない雰囲気を感じるバンドが持ってるラフさってすごく魅力的ですよね。ジャンル問わず。
ストイックに尖ってることもカッコいいのですが、結局「カッコよさ」というのはベクトルの違いよりも、決めた方向に向かって振り切っている(Extreme)であることが肝要なのでしょうな。