SOLD OUT
これまでのsplitや片面CASSETTEのリリースでトリオ編成ながら重厚かつ破壊的なサウンドを披露していたベルジャンデスメタリックハードコアGENOCIDAL TERRORによる2022年1stフルレングス。
WOLFBRIGADEのライブでオープニングアクトを務めてたり、The Seekerのツアーサポートで対バンしたりって痕跡も見つけましたが基本的にはガッツリデスメタル・ブラックメタルシーンに身を置いて活動してるようです。
楽曲的に見てもデスメタルのバックボーンを多分に感じるトレモロリフとブラストを軸に構成されてて、何が良いって遅い曲が無い(笑)
というか遅いパートすら全く無くて、わずかに間をおく白玉は出てきますが基本スカッと全部速い。意図してそうしてるってよりは単純に「やっぱ速い曲がいいよな!」「そうだな!」ってノリで作ってる感じが尚ヨシ。
そしてブラストもバシバシ突っ込むし、まだ展開できそうでも各曲それぞれサクッと終わるこの潔さは彼らが「デスグラインド」を名乗る所以というところでしょうか。
【GENOCIDAL TERROR on bandcamp】
https://genocidalterror.bandcamp.com/album/delirium-of-negation