
サンアントニオの万能奏者シェーン君が一人で全部こなすブルータルグラインドコアVAGINAL BEAR TRAPの目下最新作となる3rdフルレングス。ナンバリングのみの曲名や愛憎溢れるタイトルからシリアスさが伝わってきますが、楽曲的にはゴア要素もたっぷりのハイクオリティな26曲を収録。
声の感じとかロゴ、関連レーベルなんか見ると括りの上ではゴアグラインドの範疇で語られそうですが、楽曲的にはRegurgitateやHeinousあたりのリスナーに刺さりそうなグラインド寄りのサウンドで、このさじ加減が非常最適(かなりちょうど)いい。
統計を取ったわけではないのですが、全曲だいたい1分台で固めてフルサイズの作品を出してるソロバンドって良作が多い気がします。無駄を省きかつ音楽的に効果的な展開は活かすとこの尺になるのでしょうか。
【V.B.T on bandcamp】
https://vaginalbeartrap.bandcamp.com/album/fuck-grindcore