


船橋の新鋭leech、カリフォルニアのHECKDORLANとWRATHが織り成す三つ巴パワーヴァイオレンス対決。3バンドが計15曲を提供して45回転の片面に収まるという事実だけでも期待値爆上げ不可避の一作で、ZESTBAY COLLECTIVE (USA) / KNOCHENTAPES (GER) / COXINHA RECORDS (GER)の共同で2021年にリリース。当店入荷はCOXINHA RECORDS からのターコイズカラーです。
プロダクションの違いはあれど3バンド共クラシックなパワーヴァイオレンスのフレームに沿ったナンバーを展開してるはずなのに、なぜか僕のアンテナにはサグさ/ギャング感/オールドスクールではなくある種のスタイリッシュさを伴う現代的なPVとしてキャッチされているわけです。3バンド共。なぜなのか。誰か教えてくれ。
ともあれ、西海岸フリークな人からパワーヴァイオレンスビギナーまで、多分誰が聴いても楽しめるオススメの一作です。
そして先鋒を務めるleechは企画を打てば意図せず(?)時間鬼巻きのパワーヴァイオレンスイベントを生み出したり、EXCLAIMのカバーやったり(僕の記憶が正しければ…)と、好き物な方々の胸を打つ活動を続けているのでこれをヘビロテして是非その強烈なライブアクトもチェックすべし。
【FUNABASHI ZEST CULT on bandcamp】
https://coxinharecords.bandcamp.com/album/funabashi-zest-cult-leech-heckdorlan-wrath-split-lp