テキサス産HC2組が織りなす文明の終焉とカニバリズムをテーマにしたコンセプトSPLIT。2016年にリリースされ話題を呼んだ名盤の2020年再発バージョンです。 テキサス/DFWのWildspeakerはIskra(CAN)が発信したブラッケンドクラストマナーに沿った楽曲を披露。Cara Neirの2人をゲストボーカルに迎えつつ、先述のIskraイズムに加えてほのかにJawboxっぽさも感じるような…。 そしてパートナーであるCara Neirは2008年結成、テキサス/アーリントンのクラストデュオで、NoisearやP.L.Fのアルバムの制作も手掛けたスタジオGAB RecordingsのオーナーGarry Brentsがオケを全て担当。何しろこのオケが曲者で、ポストHCと聞いて多くの人が期待する脚本を大幅に書き換えるサウンドを展開。Wildspeakerの轟音から一転して、ド派手なディストーションやウォールオブサウンドには頼らないクリーン/クランチギターで押し切る硬派なサウンド。 【SPLIT on Bandcamp】https://brokenlimbsrecordings.bandcamp.com/album/guilt-and-his-reflection