original
かの地にかかるのは海老川橋だけではない。
君にも見えるはずだ。
日本とUS西海岸を繋ぐパワーヴァイオレンスの架け橋が。
Fin…
というわけで、「船橋の英雄」「葛南の暴君」「90年代の亡霊」など様々な二つ名をもちハードコアシーンの最も煙たい場所で恐れられてきたleechが結成10年目にして遂に初のフルレングスを発表!!!!
精力的なライブは勿論、数々のsplitやコンピへの参加、現行でアツいバンドのジャパンツアーの手引き、2023年冬にはアメリカ西海岸ツアーを敢行するなど活動の幅を広く持ち経験値を積みに積んできた4人だからこそ出せる完全無欠のパワーヴァイオレンスサウンド。
スピードフリークスには無論マストですが、このアルバムが「速さ」を起点に語られるべきではないのは明らかで、つまりleechのサウンド面の肝は落とし方やブリッジとか声の乗せ方とか、作曲トータルの部分のバランス感覚ってワケ。
また、オールドスクールであることをはleechの持っている大きな看板の一つだと思うし、実際当該ジャンルの中でモダンなサウンドではない。のに。しかし。私はこのアルバムから何故かとても「現在」を感じてしまいます。
きっとそういうように「その時・その時代・その場所でしか生まれ得なかった」と感じさせるという事は、音楽に限らずクリエイティブ全般において「本物」であるためにとても大切な要素なのだと思います。
ライブを観るたびに感じる、あの目に見えない何かで吹っ飛ばされるような圧をそのままパッケージしたようなこのアルバムを手にしたら、声に出してこう言いたい。
「世界よ、これがleechである。」