当店で常にゴリ推しを続けるウルトラグラインディンギターメイヘムTakafumi Matsubara氏が2021年頃に発足させた新プロジェクトBIRTH AND LOSSの初音源。2025年も暮れに差し掛かったタイミングで地球破壊爆弾級の新入荷です。
当代屈指のフロント&バックスであるToshi氏&Kenta氏両名(from PALM)を加えた布陣により、ソロワーク(Strange, Beautiful And Fast / 2019)で提示した針先をさらに研ぎ澄ました6曲を収録。
リリース元Roman Numeralの評には、「日本独自の融合で表現されたプログレッシブ・グラインドコア」とある。その後「現代グラインドの最先端」「狂気と繊細な楽曲構成の融合」「実験的な領域へと踏み込みながらも、破壊的な道筋の本質を貫いている」と続く。
その言葉は全て的確なのだけれど、きっと彼らにとってそれは音楽表現をする上では日常的で、シンプルで、自然な行為なのかもしれない。その表現のいち受け手としての感想は、考えれば考えるほど同じくシンプルで自然に「ヤベー!カッコいい!」に帰着する(それもいつもの事だ)。
ところが、たとえ同じゴールに行き着くとわかっていても、次々に発生する情報爆発のような数分間は聴く人の思考を停止させない。声・歌詞、リフ、ブリッジ、ビート全てが、脳の眠っている部分を”感受”の最前線へ引きずり出し強烈な6つの情景を叩き込む。
嵐が過ぎ去った後で、あなたは煙を吹くスピーカーの傍らで痺れながら、いつもと同じように、あの感想を口にするだろう。