
シンセをゴリゴリに使ったマスコア・カオティックHCサウンドで強烈な支持を得る米国はカリフォルニアのHORSE The Bandによる2003年のフルレングス。
late90sからコンスタントなリリースをを続け現在でもバッキバキにツアーに出ている活動っぷりからも分かる通り、円熟の曲展開と聴く人を選ばないキャッチ―さは後進にも影響を与える。
音楽的には僕らの世代で言うところだと…なんと言えばいいのでしょうか。
カオティックハードコアなのにシンセが加わると急に「ピコリーモ」との蔑称を張り付けられたり、そのシンセが矩形波メインだと「ニンテンドーコア」とか言われそうですが、猫も杓子もな画一的な展開はなく当該ジャンルに詳しくなくてもオリジナリティを感じられる一作。
ー追記ー
全く知らなかったのですが、ニンテンドーコアって呼称を名乗り始めたのはこのバンドだったようです!世の中知らないことだらけですな…
【bandcamp】
https://plutorecords.bandcamp.com/album/r-borlax