
2008年結成のオーストリア産グラインドコアSix-Scoreの2023年リリース3ndフルレングス。来日経験もあるImploreやRUINED NATION、Verratなど活動するMarkusが在籍してます。
路線は変わらずで、00年代スカンジグラインドスタイルを基本にしつつも特定の何かに偏りすぎず万国共通の普遍的なカッコよさを突き詰めた感じでしょうか。前作を入れた時も思ったのですが本当にキャッチー。なんならそのへんのロックキッズに聴かせてみたい。
思えばなんやかんやでこのスタイルってもう無条件にと言っていいくらい好きなわけで、今作のFFOとしても名前を挙げられるAssel, Asterisk*, Livet Som Insats, Splitterあたりの00年代スカンジサウンドが持ってるあのイキフンを感じるともう惚れてしまうわけです。
奇妙なことに共感を得られることは少ないですが、この気持ちを分かってくれる同好の士が10,000人に1人くらいはいてくれると信じています。
さておき、今作はラストにRotten soundのカバーも収録(前作ではNasumのカバー)ってあたりもバックボーンが伺るところ。
来たれ同好の士よ。我らの魂は20年前の北欧にある。
【SIX-SCORE on bandcamp】
https://six-score-grindcore.bandcamp.com/album/it-could-be-worse