SOLD OUT
府中に潜むパワーヴァイオレンジヴジャンクロッキン"ROLL"ソロユニットDISHxRAGが2022年8月に自主リリースしたDEMO CD-Rが遅ればせながら当店にも着弾しました。
ユニットオーナーとしてこの殺伐&荒廃&不穏の塊と言えるサウンドを手掛けるのは船橋の狂気leechのドラマー太田氏。ともすればありとあらゆるオーバーダブが可能なワンマンスタイルに身を置きながらも、無駄を徹底的に削ぎRAWとソリッドに振り切ったリズムセクション+怒号Voのみのアンサンブルにこだわるのはなぜか?
答えは明快。「愛」ですよ。
というわけで、そのサウンドはというと彼の本職であるドラムは当然の事、パワーヴァイオレンスその何たるかを細胞レベルで熟知(わか)ってる側の人間にしか成し得ないボーカルワークは、本人が自称するFFOのバンドリストからも察せられるSlap-a-Ham周辺のバンド群を。そしてスペイン語で綴られたタイトルは言わずもがなスパニッシュではなくコロンビアンを意識してのものでしょう。
オケ環境など色々と難しいスタイルながらライブ活動も積極的に行うメンタリティもSo GOOD! インナーに記されたPOWERVIOLENCE IS NOT JOKE. POWERVIOLENCE IS NOT REAL VIOLENCEの記述は伊達ではない。
加えて、見識の深いリスナー諸兄はご存じの通り当該ジャンルにおいてはDEMOが傑作という事象が決して稀有な話ではないことも記しておきます。
9曲7分少々にギッシリ搭載されたレペゼンMIDWESTTOKYOの魂。
受け取る準備は出来ているな?
【DISHxRAG on bandcamp】
https://dishxrag.bandcamp.com/album/ensayo-ruidosa