

スパニッシュオールドスクールRAW&RAWグラインドコアBisturíが2017年のデビュー以降定期的に重ねていたリリースを纏めた2022年編集盤。
これまでに出してるフォーマットの中には6inchやらカードCDやら謎が謎を呼ぶ少数リリースもあり、当然今では入手困難なものも多いのでこのコンピはありがたい。
収録内容は
・Split w/ Pulmonary Fibrosis
・CD Card edition
・The sound of X #6 compilation
・CD Card edition
・Split w/ Cannabinoid Hyperemesis Syndrome
・WC sessions
・N.T.N. (Demo 2016)
・Live show at Orbeko Etxea (04 April 2019)
と、新しいものから順に入れて最後に未発表のライブトラックを突っ込むというお腹いっぱい仕様。ほとんどの曲は1分を切っていますが60曲+ライブフルテイクという事でまさかの60分越えでお腹いっぱい通り越して吐瀉必至です。
楽曲的には歌詞ナシ&過度なSTOP&GO展開ナシの投げっぱなしジャーマン系RAWグラインド。先にDemoのところから聴いた感じだとInsectWarfareタイプかなという印象だったのですがどうやらリリースを重ねるごとによりシンプルで粗野なプロダクションとキレのあるブラストのパワーで全部持っていく楽曲に変化していった感じでしょうか。
一貫して爽快感はピカイチ。わかったようなことを書きましたがお察しの通り初期(と言っても2017年からのキャリアですが…)から基本のスタイルは全く変わってない。実に結構です。
【Bisturí on bandcamp】
https://bisturi-grind.bandcamp.com/album/bistur