

スパニッシュグラインドの生き字引Machetazoのメンバー擁するデスクラスティーOvaknerのデビューリリースとなる4曲入りEP。2017年に結成以降ライブもコンスタントにやってたようで、結成当初からCOME BACK FROM THE DEADやらNASHGULやらINFEST(FRA)やらと対バンするなどいい感じに活動してます。
4曲入りですがラストはエンドSE的な感じなのでしっかり聴けるのは3曲。ちょっとした名刺代わりなつもりかもしれませんがプロダクション的にも楽曲クオリティ的にもDemoの範疇で語る内容ではないなって感じで、スラッシーな刻み+Dビートで突き進む王道&キャッチ―なフレームからEUネオクラスティーな抒情パートまでなんでもござれなスタンスで、血が滾るささくれ感と重さを融合させた楽曲を聴かせる。
で、この抒情パートが綺麗すぎるとなんか寒い感じになっちゃうところ、適度に汚いのがまたいい。
というかスパニッシュ感は皆無ですな。もっと普遍的というか、熟練の猛者が王道に回帰して作ったような一作。
【Ovakner on bandcamp】
https://tupatutupa.bandcamp.com/album/tupa-36-ovakner-ar-lume