

今年の入荷の中で奇妙さの点では暫定一位なブツが着弾しました。
様々なバンドで活動歴のあるメンバーが揃い2015年に結成したスウェディッシュグラインドコアJärnbördの2022年ニューシングル。何とご覧の通りのフロッピー!聴けるもんなら聴いてみやがれ(爆)
このリリースのアナウンスを見て意味わからな過ぎてすぐ連絡したところ当店入荷用にフロントデザインを変えたジャケを作ってくれたようで、大変ありがたい。一緒にカートアップしてるフルレングスも同様ですがアジア圏で売ってるのはウチだけとの事で公式ディストリビューターの称号をもらいました(笑)
楽曲的には前作と同路線で以前までは無かったノイズの挿入が見られるなどショートカットナンバーながらギミックにも凝った楽曲を収録。2曲目はビートメイカーAdoreによるリミックス。
やはり"Wierd stuff"は世界を制する。独立独歩で何らかの表現活動をやるならこうでないといかんですな。
【Järnbörd on bandcamp】
https://jarnboerd.bandcamp.com/album/d-tt-format
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下記、フロッピーに関する余談。
最近まですっかり忘れていたのですが、自分はメイビー5歳~10歳まで地元主催の音楽教室的なとこでエレクトーンを習ってました。
その頃は音楽に興味など1ナノもなく、まあ親の方針で無理やりやらされてたわけで、他の兄弟たちは早々にリタイアし僕だけがド下手ながらも続けていました。で、いよいよガチで嫌だから辞めたいって旨を伝えようとしたタイミングでの親との会話。
親「オケを流せる機能のついたやつに買い替えを検討してる。だから辞めたいなら今言って。そして買い換えるならまだしばらくは辞めないで」
僕「辞める」
親「そうか。頑張ってくれるか。いや~親としては音楽を続けて欲しいと思ってたんだよね。ありがとう」
僕「!?!???」「辞める!」
親「そうかそうか。新しいやつは伴奏を流せるようになるからきっと楽しいよ。たくさん練習してね。」
僕「辞める!」
親「じゃあ君にはもうずっとお小遣いもお年玉も全無しな」
みたいなやり取りがあり、辞め時を失った自分はそれからもしばらく続けたわけです。なんか今思うとあの頃から自分の性格がねじ曲がり始めたような気がするな。
で、なんでこれを思い出したかというと、当時のエレクトーンでオケを流すにはフロッピーを使うのが主流で、最高鍵の右側に差し込む場所があったんですよね。今はどうなんでしょう。USBかSDカードか、はたまたDLして読み込めるのか…。
多分僕らの世代はパソコンの授業とかでもフロッピー使ってたと思うんですが、自分としては学校で触れる遥か以前から家庭で文字通り嫌というほど触ってたので、今回の入荷で久しぶりにこのフォーマットに触れて何だかその頃のことを思い出したのです。
あれから20年が経ちました。
今では親が「もう音楽辞めて髪切ってまともに働いてくれ」と泣いて頼んでも辞めず(泣かせてはいないが)、おまけにディストロだの自主レーベルまで始めてしまうのだから、人生わからんものですな!
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