


2019年結成のピッツバーグ産ニューカマーNarakahの2021年セルフリリース2ndフルレングス。コロナ禍にリリースした2タイトルの2作目となります。
メンバー全員がハードコア・デスメタルのバックボーンを持ちつつ90’s~00’sのペンシルヴァニアシーンからの影響を色濃く反映したスタイルで、ハードコアとグラインドコアが混ざり合い始めた頃の時代性を反映した楽曲を展開。かつ特徴的なのはアートワークからもわかる通り日本文化への造詣の深さで、作品の端々からオタク感を感じるところも好感度高しです。
クリーンパートは無いですがBeaten to Deathに通ずるようなメロディックなグラインドコアで、前作ではちょいちょい出てきた落としパートやメロディックなトレモロは若干減ってますが、その手法に頼らずともやはりキャッチ―。サンプリングの使い方もセンスフルで大変よろしい。ピッツバーグで会いましょう。
ギタリストのクリスは全てのアートワークの他、その他にも多岐にわたってデザイナーとして活躍してます。インタビューに応えてくれたのでぜひチェックを。
※バンドの厚意でアートカードやポスターを付けてもらいましたので、Narakahタイトルをお買い上げの方に先着でお付けします。
【Interview with Chris】
https://note.com/esagoyarecords/n/n7368e0c08eff
【Blast Haven on bandcamp】
https://narakah.bandcamp.com/album/blast-haven